Edinburgh IFF Report

P1030696.JPG

“Nuclear Nation” was screened at Edinburgh International Film Festival.
Moderated by Chris Fujiwara, artistic director of the festival, Q&A session and discussion with me and the audience were very intense. The topic includes: today’s dilemma of Fukushima refugees, moral hazard of using nuclear power, Japanese history of atomic energy and bombs, media ethics, etc.
Prior to the screening “Fukushima & Documentary,” a discussion event was held at St. John’s church.
I talked about the human cost of this nuclear crisis with Toshi Fujiwara, director of “No Man’s Zone.”
P1030537.JPG
P1030580.JPG
Opening Night Gala!
P1030578.JPG
Artistic Director Chris Fujiwara & Atsushi Funahashi
P1030610.JPG
P1030732.JPG
An interesting coincidence was that his Holiness 14th Dalai Lama came to Edinbrgh to give a lecture on that day.
We shared some audience and heat to the theme: human ego in modern civilization. (Atsushi Funahashi)
DalaiLama6-22-12.jpg
「ニュークリア・ネイション」が正式招待を受け、6月22日に上映された。
今年から映画祭のアーティスティック・ディレクターを努めるクリス・フジワラ(日本ではオットー・プレミンジャー研究などアメリカ映画史家、批評家として知られる。アテネ・フランセでのアメリカ映画についての充実した講義シリーズが記憶に新しい)が司会で、ポスト・フクシマの映画と社会の関係、日本の現状についてディスカッションが行われた。スコットランドの観客の問題意識もとても高く、大飯原発再稼働、首相官邸を取り巻くデモについて知っている方までいたのには驚いた。
その日の前日、エジンバラ市内目抜き通りにあるSt. John 教会で ”Fukushima & Documentary” と題した公開フォーラムが開かれた。僕と「無人地帯」の藤原敏史さんが招かれ、フクシマの責任の所在、社会問題を映画で描くことの倫理性などについて討議した。
偶然ではあるが、その日ダライ・ラマ14世がエジンバラを訪れ講演会を行った。出席した方でNNの上映にも来られた方も多数いたのだが、人間のエゴと文明というテーマが共通していた、とのことであった。  

Atsushi Funahashi 東京、谷中に住む映画作家。「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48(公開中)」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(2006、主演オダギリジョー)「echoes」(2001)を監督。2007年9月に10年住んだニューヨークから、日本へ帰国。本人も解らずのまま、谷根千と呼ばれる下町に惚れ込み、住むようになった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Scroll to top