反原発デモ  4/15 & 4/16


現在進行中のプロジェクトのため、2日間で反原発デモ3つに参加した。
東電前アクション、「脱原発社会を作ろう!」デモ「野菜にも一言いわせて!さよなら原発デモ!!」)先が見えない福島第一原発の状況の下、どう考えても人間(日本人でなく)には扱い切れないことが明白になった原子力について、反対!の大きな叫びが東京の空に響いた。集まった人は、自分は当然声を上げるべきだという誠実な意志の持ち主ばかりだったと思う。が、残念なことにまだ集まる人数が少ない。公式発表があった3つ目(「野菜にも一言いわせて!」)は1500人だった。New York で参加した2003年のイラク戦争反対デモは30〜40万人が集まった。まだ宣伝がうまく拡散していないということもあるだろうけど、無関心層・諦め層がいるのではないだろうか。渋谷の公園通りをデモが行進したときでも、物珍しそうに見ているだけの人間がどんなに多かったことか。その温度差が冷ややかに身にしみた。しかし楽観できるのは、継続して声を張り上げ、siteやtwitterを連動させてもっと拡大させてゆこう!という熱意を持つ人が多くいたこと。東電責任者への個人攻撃、管下ろし・小沢擁立、浜岡原発廃止、農家への賠償制度早期成立など、各々主義主張、政治的立場も微妙に違う人が集まって、どう束ねてゆくのか、という課題は依然ついて回るが、それでも全員が一致して反原発の声を上げるために集まることは本当に大事だと思う。

最後に、以下のニュース。
原発推進学者の唯一の責任の取り方は、今後、反原発陣営の学者として働くことだ。
バッシングだけでなく、彼らにそれを自覚させ行動させなければいけないと思う。そのための責任追及でしょ。

原発推進学者が次々懺悔 「国民に深く陳謝する」

Atsushi Funahashi 東京、谷中に住む映画作家。「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48(公開中)」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(2006、主演オダギリジョー)「echoes」(2001)を監督。2007年9月に10年住んだニューヨークから、日本へ帰国。本人も解らずのまま、谷根千と呼ばれる下町に惚れ込み、住むようになった。

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