万田邦敏監督との対話

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14日万田邦敏監督(「接吻」「ありがとう」)をお招きしてトークイベント開催。処女作「echoes 」公開時にもゲストで来ていただいた万田さんには、ミュンヘン国際映画祭で始めてお会いした仲。その時は「unloved」(カンヌ映画祭レイル・ドール賞、エキュメニック新人賞受賞。2002年公開)で参加されていたのですが、拝見して驚愕しました。また「接吻」についても拙文を寄せたことがあります。(「厳かな冷たさに向けて」Flower Wild 2008年10月
「echoes」,「Big River」, 「谷中暮色」と、<異境>を見つめる視点から舩橋淳は映画を撮り続けてきたという万田さんの指摘は的確というしかなく、谷中が東京の真ん中にある辺境の地であるという、新たなテーゼが見えてきました。

Atsushi Funahashi 東京、谷中に住む映画作家。「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48(公開中)」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(2006、主演オダギリジョー)「echoes」(2001)を監督。2007年9月に10年住んだニューヨークから、日本へ帰国。本人も解らずのまま、谷根千と呼ばれる下町に惚れ込み、住むようになった。

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