ドイツ・ニッポンコネクション 映画祭 DAY 2

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今日は参加している他の作品を拝見。
石川慶さんの「愚行録」は、脚本が素晴らしい冷ややかなサスペンス。窪塚洋介さんと臼田あさ美さんが素晴らしかった。ポーランド人の撮影監督による映像もキレていた。のち、ドイツ映画博物館でのロマンポルノ特集へ。塩田明彦さんのイントロトークのあと、「四畳半襖の裏張り」(神代辰巳の傑作、英題はなんと”The World of Geisha”)を学生時代以来の再見。72分の短さに濃厚な血潮が詰まっている感じ。遊び男と芸者のセックス、大正の米騒動、中国、ロシアとの戦線拡大とあらゆる同時代要素をいっしょくたに描いてしまうという図太い繊細さに感動する。

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Atsushi Funahashi 東京、谷中に住む映画作家。「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48(公開中)」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(2006、主演オダギリジョー)「echoes」(2001)を監督。2007年9月に10年住んだニューヨークから、日本へ帰国。本人も解らずのまま、谷根千と呼ばれる下町に惚れ込み、住むようになった。

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