ドイツ・ニッポンコネクション 映画祭 DAY 2

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今日は参加している他の作品を拝見。
石川慶さんの「愚行録」は、脚本が素晴らしい冷ややかなサスペンス。窪塚洋介さんと臼田あさ美さんが素晴らしかった。ポーランド人の撮影監督による映像もキレていた。のち、ドイツ映画博物館でのロマンポルノ特集へ。塩田明彦さんのイントロトークのあと、「四畳半襖の裏張り」(神代辰巳の傑作、英題はなんと”The World of Geisha”)を学生時代以来の再見。72分の短さに濃厚な血潮が詰まっている感じ。遊び男と芸者のセックス、大正の米騒動、中国、ロシアとの戦線拡大とあらゆる同時代要素をいっしょくたに描いてしまうという図太い繊細さに感動する。

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Atsushi Funahashi 映画作家。「過去負う者」「ある職場」(東京国際映画祭2020)「ポルトの恋人たち 時の記憶」(主演柄本佑, ロンドンインディペンデント映画祭最優秀外国映画)「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(主演オダギリジョー)「echoes」を監督。著書に「まだ見ぬ映画言語に向けて」(吉田喜重との共著)A Tokyo-based filmmaker. Directed “COMPANY RETREAT”(Tokyo IFF), "LOVERS ON BORDERS"(Best Foreign Future LONDON INDEPENDENT FF 2018), "NUCLEAR NATION I&II", "Big River"(all premiered at Berlinale), "echoes". His book include “Undiscovered Film Language” (Co-written with Kiju Yoshida).

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