パリ滞在中④

朝からGallarie Laffayette でわずかな土産物を買い、Centre Pompidou, Cinematheque Francais へ。Cinematheque ではEdward Yang のレトロスペクティブが今日から始まり、「恐怖分子」とMichel Frodon などによるシンポジウムが。一昨日Frodonに会って話をしたら、新著「Le cinéma d’Edward Yang」にはかなり思い入れが詰まっているといっていた。ぜひ読んでみたいと思う。特設展示展「Brune Blonde 」は、HHHの「Millennium Mambo」のマルチプロジェクションで、舒淇の揺れる髪の後ろ姿を映し出すイントロからして素晴らしく、各国の映画作家がいかに女性の髪の毛に狂い、シネマの対象にしてきたのかと、テマティックに結構掘り下げていておもしろい。最後に数人の映画作家に短編映画をコミッションして監督させたものが上映されていたけど、キアロスタミのものが群を抜いていた。
本日これから大雪の中、日本へ帰ります。飛行機は飛び立つのだろうか・・・・?

Atsushi Funahashi 映画作家。「過去負う者」「ある職場」(東京国際映画祭2020)「ポルトの恋人たち 時の記憶」(主演柄本佑, ロンドンインディペンデント映画祭最優秀外国映画)「道頓堀よ、泣かせてくれ! Documentary of NMB48」「桜並木の満開の下に」「フタバから遠く離れて」「谷中暮色」「ビッグ・リバー 」(主演オダギリジョー)「echoes」を監督。著書に「まだ見ぬ映画言語に向けて」(吉田喜重との共著)A Tokyo-based filmmaker. Directed “COMPANY RETREAT”(Tokyo IFF), "LOVERS ON BORDERS"(Best Foreign Future LONDON INDEPENDENT FF 2018), "NUCLEAR NATION I&II", "Big River"(all premiered at Berlinale), "echoes". His book include “Undiscovered Film Language” (Co-written with Kiju Yoshida).

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